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伝統素材「茅(かや)」

2011/06/18 23:48

 

昨日、合掌造りについて書いたわけですが…

 

その屋根を葺いている素材。

それが「茅(かや)」です。

 

 

瓦」の技術は既に飛鳥時代には大陸から伝えられていたものの

それは誰にでも使える素材ではありませんでした。

 

一般庶民に使える屋根は板葺きや茅葺き、藁葺きなど。

その中でも、茅葺きの屋根は古くから用いられてきたものです。

古墳時代あたりの竪穴式住居。

これも茅でしっかり覆われています。

 

コチラの写真は日本最古の学校といわれる「足利学校」。

瓦葺きと茅葺きが一緒に用いられています。

 

茅葺き屋根のしっかりと刈りそろえられた軒先。

天然素材が魅せる美しさです。

 

 

このように大変素晴らしいものが我が国にはあったのです。

が、住宅様式の変化により…と他の素材と同じく、不要とされているわけですね。

 

茅自体も河川工事などで生えている場所が少なくなっていますし、

茅葺きの屋根工事を行える職人さんも少なくなってきているわけです。

 

町興しや古民家再生などで注目されるムラのみんなで行う茅葺きも

「イベント」だけでは無意味ですね。

 

しっかりと残していく、それを誰もが意識することが大切だと思います。

 

 

カテゴリ: 話題!  > 環境・エコ    フォルダ: 伝統素材

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コメント(2)

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2011/06/19 15:47

Commented by shiozawa さん

はじめまして、こんにちは。
茅は屋根のために集めるというより、肥料や飼料として農業をするために、草が資源として大量に集められていたのを、屋根にも利用していたのではないでしょうか。屋根に葺いた古茅は肥料としてより良くなりますし。
で、あれば住宅様式の変化というより、化学肥料の普及による農業の在り方の変化によって、茅葺き屋根は姿を消して行ったのだと思います。
言い換えると、草を刈る動機さえあれば茅葺きの再興は可能ではないでしょうか。有機農業の普及だけでなく、景観としても生態系としても貴重な、ヨシ原やススキ野原といった草原の保全には、茅刈りが欠かせません。
身近な自然と関わり合う暮らしを望む人たちに、イベントに参加して頂くなどして、茅葺きに当事者として参加して下さる人が増えて行けば、きっと変わっていくと思います。
長文にて失礼いたしました。

 
 

2011/06/20 02:18

Commented by でんでん協会 鳥越 さん

To shiozawaさん

コメントありがとうございます。
実際に茅葺きにたずさわる方の貴重なご意見、大変参考になります。
また、ブログも拝見させていただきました。

これからもぜひ学ばせていただきたいと存じます。
ありがとうございました。

 
 
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